【タッセル】ツイストコードの種類

タッセルに使うツイストコード(撚紐)には、主要な掛け紐や括り紐をはじめスカートとして用いるものまであり、タッセルの作り方や形・構造に応じてツイストコードを作っていきます。ここではタッセルづくりで用いるツイストコードには、基本的にどのような種類があるのかをご紹介します。

ツイストコードとは何か

糸をひねり合わせることをツイスト[twist]といい、ツイストで紐状にしたものをツイストコード[twist cord]と総称します。タッセル紐は、何本かの糸を一つに撚り合わせて丈夫な紐につくり直すため、数種類のツイストコードにして用いるのです。

タッセル紐は双子紐と三子紐が基本

タッセルづくりに用いるツイストコードは、撚紐を2本で撚り合わせた「双子(ふたこ)」を基本に、3本で撚り合わせた「三子(みこ)」を使うのが一般的です。双子紐【Two folded cord】/三子紐【Three folded cord】となり、実際には4本撚り合わせた「四子(よんこ)」を用いる場合もあります。

タッセルのツイストコードは房を形成する機能的な紐を用いるために、双子・三子・四子を撚り分ながら5種類のツイストコードとして作り分けていきます。