【タッセル紐】フレンチコードづくり

フレンチコードは三つ編みの紐を意味するもので、一般には三つ撚り紐を含んだ総称として用いられています。タッセル紐を区別すると二つ撚り紐をツイストコード、三つ撚り紐をフレンチコードといって使い分けたりもしますが、実際の合撚作業では、捻り(ツイスト)合わせた紐は全てツイストコードになるので、2本の撚り合わせをツイストコードとして、3本で撚り合わせるときは三子紐【Three folded cord】になるので、トリプル・ツイストコードです。

三つ撚りのツイストコード

タッセルの殆どは三子撚りのトリプル・ツイストコードを使うことが多いと思います。二子撚りよりも強く、撚り合わせた合撚糸の断面が円形に近くなり、糸目がはっきりと表れるからです。トリプル・ツイストコードは、撚り合わせる3本の紐を配色することで3カラーで彩れる組み合わせ方が、タッセルづくりの魅力の一つになるでしょう。