タッセルの基本「掛け房」

掛け房の魅力を引き上げる房糸づくりを考察しながら、ブラッシュアップした掛け房を発表しました。
房糸を掛け紐に引っ掛けた形が、「ネクタイ」を結んだ形になることから,、タイネック・ダウン・タッセル(Tie neck down tassel)と呼んでいます。括り房と並んで“掛け房”(かけふさ)を和名に用いるようにしています。
房掛けの基本
掛け房は、単体の房飾りとして使われるよりも、タフティタッセルのフリンジに用いられています。掛け紐に房糸を折り曲げた状態にして、引っ掛けて房形をつくるため、首元の結束だけで骨格をつくる房飾りの基本手法です。
房糸の流れを、頂部から房裾まで活かす手法は、タッセル結びの原点になる房飾りだと考えています。
名称:掛け房
分類:掛け房(Tie neck down tassel)
寸法:房長100mm
素材:レーション刺しゅう糸
作者:Tassel N
作成:2025.06.04