CARTONNAGE
内装の仕切り-はめ合い公差

箱の内装を区切るときに二枚の面板が互いに交わるようスリットを入れて、スリットとスリットがはまりあう関係を作ります。この関係を「はめ合い」(嵌め合い)といい、互いの面板に刻むスリットの寸法取りを「はめ合い公差」と呼びます。 […]

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内装を仕切る組手の手法

カルトナージュづくりでは組手(くみて)と呼ばれる各種の方法を用いて、箱の内装を仕切る設計をすることがあります。内装の仕立ては単に内装材を内側に貼り込むだけではなく、中身の実用性や機能性を考えて内装スペースを配分する「中仕 […]

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形のアプローチ

カルトナージュで重要なのは形の基礎を捉えることですが、そのものの形では大小のサイズ違いでしか表現できなくなります。そこで、他の形を組み合わせて箱の構造を考えていくのです。基本的な形を土台にして、他の形の特徴を合成した形の […]

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カルトナージュの製図寸法

カルトナージュを設計・製図するためには「仕上がり寸方」「設計寸法」「みなし寸法」の3つの製図寸法を知っておきましょう。厚紙を用いた箱の組立てができてこそ、正確な製図が活かされたと実感します。 カルトナージュ「3つの製函寸 […]

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製図線の描き方

カルトナージュの製図は、標準的な形を二次元(平面)で作図する工芸製図を基礎にしています。製図用具を用いて立体から展開された図形を描くことから始まるのですが、単純な図形であってもその図形を描くためには、直線、曲線、斜線、直 […]

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カルトナージュの蓋づくり

カルトナージュの蓋の形は意匠を決める重要なディテールです。カルトナージュの蓋づくりについてご紹介します。

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クランプとクリップ

カルトナージュの厚紙や布地を貼り合わせ作業においては、接着剤を乾燥させる間にクランプやクリップを用いると接着の硬化を安定して促進させることができます。 接着作業では必須のクランプとクリップ カルトナージュは接着剤によって […]

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カルトンの紙目

カルトンを取り扱う上で特に大切な「反り」は、紙が持つ「紙目」(流れ目)が強く影響します。基本的な紙の知識ですが、カルトンの紙目について述べてみたいと思います。

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ふいご状のベローズフォルダー

カルトナージュで書類を挟み込む機能として、折りたたみ式の蛇腹をマチにした袋状のポケットに仕立てるベローズフォルダーについてご紹介します。ベローズ(bellows)とは蛇腹のように伸縮する形状のことで、マチ巾のあるポケット […]

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孤で表現するスカラップ

スカラップ(scallop)は帆立貝の波形に模した装飾的な縁取りです。日常的にファッションやインテリアの用語として用いられており、カーテンやスカートの裾(ヘム/hem)などに使われる、波うった装飾です。 スカラップ カル […]

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