カルトナージュ製図Ⅰ〜布箱の製図学

本書紹介

カルトナージュで箱を作るための基本とする形は、立体にする素朴な原形の意味をもつ「シェイプ：形」です。基本的な箱物の構造は、辺で囲まれた面形状の図形を繋ぎ合わせて立体に組み立てるため、カルトナージュを作るときの形や大きさを示した、図面を描く製図技術が必要になります。
本書はカルトナージュ製作の中で、形を図面にして描く技術を「カルトナージュ製図」として明確に位置付けて、作りたい形を図法で捉えることができるよう、カルトナージュに使える図案を収録しました。実際に布箱を製作するために有用な製図集としてまとめた教書です。

本書の構成

【第１章】形の表現と基礎図法
基本的な形の図法について学ぶ12典型の図法

【第２章】基礎応用図法
基礎図法を応用したモチーフを表現する18典型の図法

【第３章】立体をイメージする製図
箱の形をイメージする7典型の展開図法

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