刺しゅう糸から紐をつくる

刺しゅう糸から紐をつくる

刺しゅう糸で紐を作る場合には、糸抜きした双撚糸を撚り合わせます。本数を調整することで、太さ細さのバリエーションが作れるようになります。刺しゅう糸を用いた撚り合せでは、他の繊維素材を混糸したり、刺しゅう糸の多彩な糸色を組み合わせることで、独創的なスレッドやコードを作ることができるようになります。

刺しゅう糸コードパターン
6ストランドからコードをより合わせる基本パターンです。例として、1st×2は1本取りしたストランド(下撚)を、2ツイスト(上撚)で撚り合わせるものです。2st×3は、2本取りしたストランドを3ツイストさせたもので、一本の糸に撚り直す約1ミリの太さの紐を作り出すことができます。小さなタッセルでは、ハンギングコードとして用いる太さです。

コードパターン