ヴォールト形

Vault-shaped
ヴォールト形は穹窿(きゅうりゅう)形とも呼ばれ、半円を押し出したアーチ型の図形です。縦に弓なりになった形は、ドーム、アーチ、蒲鉾形と呼び、横に半円形に盛り上げた形では馬蹄形(ばていけい)アーチと呼びます。
建築において天井や屋根に多用された形状ですが、身近なものでは宝石箱やケーキボックス等の蓋の形に用いられています。
【形の仕組み】
名称:ヴォールト形
図形:ヴォールト形
収録:製図Ⅰ『布箱の製図学』

【製図の仕組み】
カルトナージュの箱づくりにおいては、定方形の幅を基礎にして半円を作図するものです。主に側面の水平移動に用いた筒型ヴォールトが知られています。



