五角に桜

「五角に桜」は、桜の形の周囲を五角形で囲んだものです。“合格”に通じるとされることから、縁起の良い日本の伝統的な模様です。

五角形の外装箱に、桜形の内装をはめ込んだもの
五角に桜
五角の桜の内装天面を口縁に組み立てたもの(裏返した状態)

五角形に内接する花弁形

これまで先割り五弁の稜花形を発表してきましたが、五角に桜の花弁は、割り角に繋がる花弁の一部に直線を用いています。五角形の一辺に沿うよう二弁が直線で並ぶのが特徴です。直線部分をヒンジにして開閉させる構造を作ることができるようになります。
外形として用いることができる花形ですが、モックアップ(作例)は、外形を五角形にして内装に用いました。

花弁が交差する狭角の課題

花形の外形は成形しやすいのですが、内形に現れる花弁が交差した角をどう処理するかという課題があります。作例は、2ミリのグレー台紙で側面を成形し組み立てたもので、狭角を尖らせた成形をしています。

花弁が交差する狭角

五角に桜の製図

形の製図法をダイジェストで公開しています。定正円に内接する五角形の図法を基礎に用いて、五角形の対角線分を使って作図するものです。