タッセルの基本形
房糸だけで一体の房飾りにすることから“ソフト・タッセル”と呼ばれるタッセルの基本形は、房紐を基軸に糸だけで房状に束ねたもので、「括り房・掛け房・留め房」それぞれの束ね方の違いによって現れた形を元にタッセルの基本形を位置付けることができます。
結び方・束ね方・留め付け方の基本
タッセルは、糸綛から一つの房にまとめるため、束ね方の違いによってヘッド(先頭部)の形に違いが表れます。「括り房」は、房糸をハンギングコードで結束して房の先頭部にする「バインディング・ヘッド型」。「掛け房」は、房糸をハンギングコードに掛けて、ネックで縛って房にする「タイネック・ダウン型」。「留め房」は、ハンギングコードに作った結節に、房糸を留め付ける「サスペンド・ヘッド型」です。
三形態のタッセルはそれぞれ骨格にする起点が異なり、タッセル作りにおいて最も基本的なタッセル結びの手法を基礎にしています。



【編集履歴】
第1版公開:2013.01.25
第2版公開:2015.01.12
第3版公開:2015.07.31
第4版公開:2017.09.09
第5版公開:2025.08.07