円錐台形

円錐台形

【形の仕組み】

名称:円錐台形
図形:円錐台形
収録:なし※旧版収録

オーバル形と並んで、作ってみたい形の一つが、カップ形・タンブラー形と呼ぶ円錐台形です。当初カルトナージュの基本典型の一つとして発表(2011年)しました。基本形態は基底製図を基本とする形が多いのですが、円錐台は立面製図を基本とする形になり、その応用範囲も広く、成形の技法も伴って作れる形です。それだけに、カルトナージュ製図Ⅰの旧版には収録したものの、新版以降は収録していない図法です。現在は、フィオレカップの製図法として一部を公開補講しています。

【製図の仕組み】

円錐台形の図法は、側面を展開図として広げる作図です。そのため、上面と立面の二面図を作図した上で、図法を用いて展開図に広げた図形を求めるのものです。