『タッセル結び』〜括り房・掛け房・留め房づくり

タッセル結び

タッセルの基本結び

本書のテーマは、房糸だけを束ねた「括り房・掛け房・留め房」のための結び方です。シンプルな形ですが束ね方を違えることで、タッセルの形を三つの形態に表すことができます。それぞれ形に応じての結び方・束ね方・縛り方があり、“結ぶ・束ねる・縛る”技術に『タッセル結び』の原点があります。
このタッセル結びを基礎として身につけることを、掲げるテーマの目標にしています。

《独習のポイント》

・括り房・掛け房・留め房の「結びの仕組み」を理解する
・結びの基本動作「輪をつくり輪を締める」を身につく
・タッセルの基本動作「結ぶ・束ねる・縛る」を身につく
・タッセル結びの手法「締・束・着・節」を知る

《独習者の対象》

タッセルのための結び方を図説で演習できるようにしており、初学者から向学者まで使っていただけるように構成しています。しかし、初めての方にとっては、タッセルを作るためのHOW TO本ではありません。タッセルづくりの実際で、結びを用いる時の技術書としてご活用いただきたく思います。

《タッセル結び-31種類の構成》

『タッセル結び』は一般的な結びの種類と結び方を集めたものではありません。タッセルづくりの実際では、ハンギングコードの長さを決めて結べることは特に重要であり、タッセルの機能を支えられる結びであること、そして結びやすいこと、タッセルをイメージできる結びであることが本書の視点です。
タッセルの基本動作は「結ぶ・束ねる・縛る」ですから、基本3つの結び方だけでもタッセルがつくれます。実践で基本に用いる結び方を示した上で、意図を拡げていくときに必要になる結びのバリエーションを加えて31種類で構成しています。

イングリッシュマンズループノット
例)ハンギングコードでイングリッシュマンズ・ループ・ノットを使う結び方

《本書の構成・学習の構成》

第1章:結びと房飾り(タッセルの基本結び)
第2章:巻いて縛る(房糸の締着法)
第3章:節をつくる(房紐の結節法)
第4章:留め上げる(仕上げの結束法)
第5章:結い付ける(結び付ける結着法)

本テーマは3つのタッセルを基本にしていますが、房飾りの原点はシンプルな“結び房”から始まります。タッセル自体が結び方となるだけに、タッセル作品『結び褶房』の作り方を付録しました。

講座概要(要項)

No.Lesson21
【講座名】タッセル結び〜括り房・掛け房・留め房づくり
【テーマ】タッセルの基本結び(31種類の結び方)
【期 間】学習期間の目安は約3ケ月
【実 施】自学自習レッスン
【対 象】初学・独学者向け
【教 材】学習テキスト『タッセル結び』1冊付属(2025年初版)
【重 要】道具・コード(紐)等は付属しておりません
【定 員】30名 ※定員になり次第締切となります
【参加費】6,000円+(送料600円)お届けは「レターパックプラス」(要受け取り)

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