Pen stand
Introduction
カルトナージュで作る「ペン立て」は、初級レベルの学習に最適なモチーフです。ここではペン立て作りの初級講座を通じて得た、カルトナージュ学習の要点を述べてみたいと思います。
1.「ペン立て」とは何か
ペン立て(ペンスタンド)は、“ペンシルポット”や“ペンホルダー”とも呼ばれ、実用を兼ね備えた初級モチーフの位置づけにあります。制作工程が明瞭であり、実用そのものがカルトナージュのメッセージになっています。ペン立てに対するイメージをまとめてみると、次のようになります。
⚫︎実用的なテーマ ⚫︎サイズ設定しやすい ⚫︎制作手順が明瞭 ⚫︎材料の選定・配分がしやすい ⚫︎短時間での制作 ⚫︎キット教材にしやすいこと

2.「ペン立て」の基本
ペン立ての基本形は、箱形(四角柱)がポピュラーです。長方形の厚紙を柱状に組み立て、張り出した底板を付けて立ち上げる構造です。本体の安定と座りの良さを高めるのです。
箱型のペン立ては、スケールの可変がしやすく、厚紙の紙取りが単純で組み立てやすいことや、布地の貼り方次第で柄の見せ方も考えることができます。基礎的なカルトナージュの技術をシンプルに表現するモチーフです。それと同時にカルトナージュの技術を踏まえた、制作構成を検討しておく必要があります。



