Decoupage & Cartonnage
“eco”なクラフトワークを楽しめる『はりこなぁ〜じゅ』、少しでもゴミにしないで利用してみる・・・身近にある包装紙やランチペーパーなど、薄葉紙を張子紙として再利用する楽しみ方をご紹介します。
『はりこなぁ〜じゅ』
はりこなぁ〜じゅは、「張り子」と「カルトナージュ」の技法を組み合わせたことから、タッセル&カルトナージュで名付けた固有の愛称です。18世紀から19世紀のヨーロッパにおいて、パピエ・マシェ(papier-mâché)とよばれる基底材に、絵付けをする技法として存在していたもので、ボール紙の原料をオイルに浸しオーブンで乾燥させ、圧縮して固めた独特の素材に直接絵付けをし、当時は、カードやトランプ、タバコ入れや眼鏡ケースといった製品に用いられていたそうです。古くもあり新しくもあるところが現在新鮮に感じるところではないかと思います。
はりこなぁ〜じゅは、カルトンで成形土台を作るところがカルトナージュの技法で、紙を化粧張りするところが張り子の技法です。本来の張り子は、張り子紙が乾いた後に中の成形土台を抜き取るのですが、この技法は直接カルトンに貼り重ねてできあがったものが完成品です。また、張り子紙は、何枚も重ねて張りますが、はりこなぁ〜じゅはカルトン地を生かす薄化粧の重ね方で仕立てます。
教材ダウンロード
このページはSALON会員様限定になっています。
会員登録された方のみログインすれば閲覧することができます。