容器蓋をカルトナージュにリメイク
Introduction
カルトナージュの魅力は完成された箱ばかりを作るだけでなく、日常使いのものをリメイクして楽しむことができることです。既存の食品包装容器のプラスチックの蓋を利用して、布製の蓋にリメイクするレッスンです。本来なら使い捨てられるプラスチック容器ですが、プラスチック製の蓋の部分を土台にしてカルトナージュで仕立て直す、ちょっとした工夫でひと味違うカルトナージュになることでしょう。サークル形では必須の円筒継ぎやフィックス蓋の手法を盛り込んだ入門的なレッスンになっています。学習解説を4つのステップでご紹介します。

学習の目次
STEP-01 フィックス蓋の設計
STEP-02 ラウンドした側面の紙管成形法
STEP-03 フィックス蓋【側面の包み方】
STEP-04 フィックス蓋【天面の包み方】
サークル形の紙管成形の手法を学ぶことができます。
はめ込み式のフィックス蓋の仕立て方を学ぶことができます。
【準備する材料】
①プラ容器(海苔容器):直径10cm高さ15cmの円筒容器(プラスチック製スクリューキャップ)
②台紙(カルトン・グリ):1mm厚
③布地:綿ローン
④ミシンキルト芯(薄手):2枚
⑤綿糸(直径0.5mm〜1mm程度):40cm/1本
⑥水貼りテープ:ホワイト:38mm幅
【製作に必要な道具】
①カルトナージュ用基本道具一式
②テープメジャー
③ダブルクリップ


【元にする容器の留意点】
本講座で再利用する容器を元に製作解説しています。任意のサイズに変更しても製作できるため、製図および製作における寸法指定は省いていますのでご了承下さい。また、ご使用になる容器の蓋(天面)の形状によっては製作できませんのでご注意ください。
