LAST UPDATE: 12/13/11 

 タッセル教室

    Introduction
    Tassel Form
    Threads
    Making Tool
    Making Process
    Knot
    Twisted
    Exercises
       Step1
       Step2
       Step3
       Step4
       Step5
       Step6

 LECTURE GUIDE


タッセル
オープン講座
2011年12月13日
常時掲載中
7回
-
無料
サポートなし






タッセルNの「N25°Tassel」のメイキングをエクササイズ!

Tassel N25°supimaは、Tassel Nが、カルトナージュ用のタッセルとして製作した『N25°』をモデルに、スーピマ・クロッシェを使ってメイキングの実例にしたトピックスです。これまでの、レクチャーから学んだことを活かして実際のタッセル・メイキングをとらえてみましょう。

 Lecture7

 

Tassel N25°supimaについて

このステップでは、タッセルの形や大きさといったスペックを紹介します。作り始めは、タッセルの製作計画を立てるために、形や大きさに基づいた設計をある程度立てておかなければなりません。

◉Tassel N25° spima
 ・Style:Natural soft
 ・TYPE:Binding head tassel
 ・Materials:Spima Cotton 100%
 ・Color:Ivory
 ・Cord size:2.7inch
 ・Tassel size:1.5inch
 ・Finished length:4.2inch




 Lecture7

 

タッセルの素材は、スーピマ・クロッシェです。下糸に、ハンド・キルティング糸#40を同色で用いましょう。スーピマは、116mの玉巻きですから1個あれば十分です。

マテリアル(素材)

  ◉スーピマ・クロッシェ

ツール(道具)

  ◉クロケット・フォーク ◉シザー各種 ◉コーダー(アンビル、バイス、クランプ)
  ◉プライヤー各種 ◉テープメジャー ◉下糸(キルティング糸)◉マスキングテープ

  ◉スレッド・スタッカー



 Lecture7

 

材料取りについては、以下の配分で1個のタッセルを作ることができます。アブローダーのためタッセル本体の下地作りは必要ありませんが、コードに使う撚糸作業が必要になります。

  ◉タッセル(本体スカート)/スーピマ・クロッシェ:6.8m
  ◉ハンギングコード/スーピマ・クロッシェ:3m
  ◉ネックコード/スーピマ・クロッシェ:2m


コーディング(ツイスティング)
コードに使うスレッドもスーピマを使いますが、そのままでは細すぎるため合撚します。ハンギングコードは3本合撚、ネックコードは2本合撚にしたシビアな作りをしています。タッセルのサイズバランスから、ハンギングコードとネックコードは2本合撚した同じ物を使っても基本的に大丈夫ですが、全くの無地のタッセルのため糸目にアクセントをつけるテクニックを用いています。これは、撚り方に違いを持たせるタッセル&カルトナージュならではのテクニックです。

ハンギングコード
1mのスーピマ3本取りをツイストして合撚します。その場合に、下撚りを強くかけて細めの固いコードにすることがポイントです。

ネックコード
1mのスーピマ2本取りをツイストして合撚します。その場合、下撚りを弱くかけて太めのしなやかなコードにして、撚り目が目立つようにすることがポイントです。
これらの方法によって、撚糸本数が違っても、同じ太さに揃い、それぞれのツイストの違いがコードに表れて変化をつけることができるのです。同じコードを使うよりも魅力をワンポイントアップできる私のテクニックです。



撚り数
写真例のスピニングコーダーは、ハンドドリルを改造したものです。ハンドル1回転で4回の撚りがかけられます。以下の撚り数は、ハンドルの回転数ではなく、実際の回転数に計算し直して表しています。

  ◉コード:下撚り=400回/上撚り=320回
  ◉ネック:下撚り=320回/上撚り=250回


撚糸されたコードは、2個取りできる長さになっています。万一失敗しても予備を取った長さになっています。但し、始めから短く撚り合わせることはできません。最低でも60cmの長さは必要ですね。撚り合わせることによって短くなり、糸の張りが増して撚り合わせられなくなるためです。留意しておいてください。



 Lecture7

 

ハンギングコードとネックコードのファンデーションを終えたら、タッセル本体のタイイングに進みます。ソフトタッセルは、スカートそのものをタイイングする工程の中で、ヘッド、ネック、スカートの順にコンポーネントが形成されていきます。それぞれ作り方の手順を説明していきましょう。

タイイング
3inchの間隔に開いたクロケット・フォークに、スーピマを丁寧に揃えて巻いていきます。開始と終わりの部分は、マスキングテープで固定し、1本づつ揃えて巻いていくことが重要です。この巻き方が雑な場合に、後に束ねたタッセルのヘッドの形が悪くなり、糸の不揃いによってスカートが美しく見えなくなるのです。

  ◉タイイングのポイント
   15本並べたら、折り返して15本、また折り返して15本。合計45本巻いていきます。
   ※糸取りとの関係:6inchを45回巻くため15.24cm×45回=6.85m

   タイイングが完了したらコームでといて糸揃えを行っておきましょう。




 Lecture7

 

ハンギング・コードを作る
ハンギング・コードは、1mで撚糸したものから半分にカットしたものを使います。(1本は予備です)ハンギングのサイズは、半分に折り返したところから2.7inchで結びます。もちろん、オーバーハンド・ベンド・ノットです。


ハンギング・コードのバインド
束ねたスレッドの中央にハンギングコードを固定し、2本のコード端を束ねたスレッドの裏側で、サージョンズ・ノットでバインドします。束ねたスレッドは、けっこう張りがありますので、しっかり固定し中央で縛りましょう。コードがバインドできたら、固定していたスレッドをカットして、クロケット・フォークから取り外します。


ヘッドのベンド
次に、取り外した本体は中央のビンディング部分から内側にベンドさせてヘッドの形を作ります。スレッドの糸目をくずさないよう、丁寧にベンドさせてください。ネックコードでバインドするためには、ネックにする位置に下糸で巻いておくとスレッドがばらけずにすみます。下糸はニ重にリーフ・ノットで縛っておきます。


ネックコードのビンディング

下糸の糸端をカットしたら、一度、ヘッドの形を確かめます。真直ぐ下糸が巻けているか、下糸にゆるみはないか、ヘッドの歪みはないか、等のチェックを必ずしておきましょう。ネックコードは、カットせずに端から巻き始めて結構です。巻き方はもちろんタックですよ!




 Lecture7

 

スカートのカッティング
最後の仕上げにかかります。ネックコードの糸端をカットして、スカートのループ部分にはさみを入れてばらしていきます。


スカートのトリミング
カットしたスカートのスレッドを少し整えて、スタッカーに装着します。このスタッカーは全長を1.5inchに調整しているものを使っていますので、タッセルのヘッドを基準にして固定すれば、余分なスカートのスレッドをカットするだけでタッセルサイズを決定することができるのです。






スタッカーを使って均一なカットができれば、微調整をしていきます。スタッカーから取り出したタッセルのスカートをすこしといて、糸揃えをまんべんなく行いながら、はみ出した糸端を丁寧に細かくトリムしていくと完成です。


 タッセルNのワンポイント
このレクチャーで完成するプチ・タッセルは、最も簡単にタッセルを固定しながら形に仕上げることができるビンディング・ヘッドというタッセルの形態です。N25°シリーズには、タイネックダウン型、サスペンドヘッド型があります。これらは、「SOFT TASSEL BINDING」というE-BOOKで、ソフトタイプのタッセルの構造を解説しています。




Copyright © 2009-2011 Passamano All rights reserved.